2013年03月20日
企業が人材を採用する目的は一つ。
それは「優秀な人材を採用すること」。では、なぜもっとも効率の良い方法に絞らないのか。
それは、採用活動にはコストがかかるから。
採用活動を行う企業は、優秀な人材を獲得するというニーズとコストの
バランスを考えながら、さまざまな求人方法を選び、併用して採用活動を行っている。
求人方法には以下のような種類がある。。。
■ハローワークを活用
■知人の紹介
■大学や専門学校などの活用
■有料求人媒体を活用
■人材紹介・派遣を活用
■ヘッドハンティングを活用
これらには、それぞれ応募者を集めやすさとコスト、
そして採用に関わる手間(これをコストに含んで考えるかにも企業の
物の考え方を理解)のバランスが違います。
おおざっぱにまとめると、求人媒体は掲載料前払いで、何人採用してもコストは一緒。
ただし採用できる保証はなし。人材紹介やヘッドハンティングは成功報酬型で、
一人に付き採用手数料として金額がかかる。
■人材紹介・派遣を活用
人材紹介での採用は、人材紹介会社に「これこれこういう人が欲しい」と伝えて、
紹介会社の登録者の中から条件に合う人材を紹介してもらうシステム。
コストとしては、採用後に紹介手数料が発生。だいたい採用した人材の年収の
15~30%が相場。大勢採用したい場合にはかなりのコストとなる。
但し採用する人材の経歴、能力、適正に関してある程度の見通しが立つので、
コストをかけても良い人材を確実に採用したいという企業に利用されている。
人材紹介のメリットは、採用に関わる手間が少なくてすむ点。
通常の採用活動における求人情報の公開から書類選考までを紹介会社が
代行する形で、採用担当者の苦労は大幅に軽減される。
又、企業のニーズに合った人材が紹介出来るので、ミスマッチも防げる。
そして求人情報を非公開のまま採用活動が進められ、求人情報から
新規事業や極秘プロジェクトが知られてしまうということもない。
人材派遣は、派遣会社が雇用する派遣スタッフを時給換算。
正社員として雇用する必要がなく、その時々に応じて柔軟に増減できる点が魅力。
また、オファーを出してから派遣されてくるまでが短いのもメリット。
そして定期間派遣社員として働いてもらい、その間にスタッフと企業の双方の適正を
見定めてから正社員として採用する「紹介予定派遣」も一般的になってきていて人気。
ただ単に言えば仕組みはこうだが、実際は人と人との大切な最終的な”気持ち”が
双方大切だ。上手く採用に結びつければ、企業もスタッフの方も幸せ。。。
私達もやりがいの気持ちを持てる。
いつまでも慣れる事なく、”雇用”について真剣に向き合って
取り組む毎日でなけれならないと思う。
koko