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~ お金持ち ~

2013年07月15日


今の時期やはり、サマージャンボの行列に終わりは無い。
8月13日の当選日をワクワク(((o(*゚▽゚*)o)))しながらみんな待つ。。。
売り場の横を通ると、「どうしようかな・・・」と少し横目で見てしまう感は否めない。

金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?
by 堀江貴文

この本のQ&Aを読んでいると、堀江さんの「情報収集力」に圧倒されてしまう。

Q:カレー屋を開業したいのだが、インドカレー専門店のようなカレー粉から作って
味にこだわった店か、業務用カレールーを使い、味もそこそこ、回転率重視な
ココイチのような店と、どちらが良いか?という質問に対して

A:1店舗でやるなら、ココイチに勝つのはまったく問題ないでしょう。
その店舗の調理場で1日分のルーを作りお客さんに出せばいいのですから。
しかし、2店舗になるとどうでしょうか?同じ味のブランドでやる場合、
当然お客さんも同じ味を求めますから、1つの店で2つ分のルーを作るか、
自宅かあるいは作業場を作らなければならなくなります。
数店舗になるとスパイスの安定供給やセントラルキッチンの必要性が出てきますが、
さすがにそこまでの投資はできないので、ハウス食品やS&Bからカレールーを
オリジナルブレンドで調達することになります。

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実はカレー・スパイス業界はその2社の寡占状態にあるので、
ココイチのようにどちらかの傘下に入らないと、安定したスパイス供給がされなくなる。

業務用のカレーを大量につくろうとすれば、ハウス食品かS&Bの傘下に
入らなければならない、なんて初めて知った。
スパイスを確保できなければ、大きなカレーチェーンをつくるのは無理。
こういう話を教えてくれる人が、堀江さんの周囲にはいるのだなあ、と感心してしまいましたし、
堀江さんも、そういうことをきちんと記憶している。

そして、こういう話を堀江さんは、さまざまな形で「ビジネス」に結びつけようとしてる。

ヒントはどこにでもあるし、そういう糸口を持ってさえいれば、獄中でもアイデアは
どんどん浮かんでくるらしいです。

Q:堀江さんは過去に自ら営業に出てらっしゃったそうで、営業成績もものスゴく
優秀だったと聞いています。
大変失礼極まりないのですが、堀江さんは笑顔を振りまき言葉巧みに営業を行う
タイプには見えないのですが……。

A:いわゆる営業マンみたいにスーツをビシッと着て、売るのが難しい商材を
飛び込みで売っていたわけではないですからね。普通に仕事をくれたお客さんに
きっちり納期通り注文通りのものを納品することを心がけていたら自然にお客さんが
口コミでひろがったという感じです。

営業に行くときのポイントは断らないことです。で、技術者をうまく動かしてちゃんと
納期通りに仕事をするのもポイントです。納期を守らない会社はたくさんあるし、
「こんなのできません」と断る営業マンも結構多いのです。

「営業の秘訣」って、「いつもニコニコしていなければならない」と「話上手」みたいなものを
一般的にイメージしてしまうのですが、堀江さんは
「とにかく約束通りの仕事をきっちりやることだ」と仰っています。
要は、ちゃんと仕事をしてくれる人に、次も仕事を頼みます。

そんなこと、相手の立場になってみればすぐわかることのはずなのに、
自分が「売る側」になると、なかなか見えなくなってきたりする。
堀江さんは、仕事に関しては、至極真っ当というか、基本に忠実な考えの人。 

10年位前、堀江貴文さんの存在は凄かった。出す本、出す本面白くて
全部読んでいた気がする。。

そして今、「プライドを捨てる」という言葉が堀江氏から出てくるところが意外で、
心に粘っている。過去の慣習に捕われたプライドは捨てて、
物事をゼロベースから合理的に考えて、会う人すべてから謙虚に学ぶ姿勢が
大切だと感じた。

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