2014年12月15日
さて、みなさんは
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
という言葉をご存知でしょうか。
「愚者は自分の経験からしか学べないと思っているが、
賢者は最初から誤りを避けるために他人の経験から学ぶ」
という意味の言葉になります。
料理にもレシピがある。
特に初心者はレシピどおりに作ることからスタートするのが大切。
もともとレシピは、安全に、美味しく、
十分に栄養が摂れるように作られたものばかり。
私も、授業でしっかり習って実務に入った。
レシピ通りに作れて、嬉しくて、やっと
違うものにチャレンジする。
最初から、初心者がレシピに逆らって、
余計な手間や食材を加えると大変なことになってしまいます。
まずはレシピ通りに作るという経験を繰り返してからです。
これは仕事においても同様。
会社が長い期間をかけて培ってきたマニュアルをしっかりと
守ることが大切になる。
その上で、改善点があればどんどん提案していくようにする。
新入社員はもちろん、中途入社の人も、どんな雇用形態のひとも
まずは、その場所のルールをやってみる。
そして、次にそれをずっとずっと同じ事をしていてもダメ。。
世の中には「何もしないことによる安定」はない。
強いて言うなら、変化や成長をしているからこそ
安定した維持・発展ができる。
例えば川の水。常に流れているからこそ
キレイな状態を保てています。
これが流れないまま停滞してしまうと
どんどん汚れが溜まり、汚くなっていってしまいます。
これは、個人や会社の成長にも同じことが言える。
世の中が変化している中で、
ずっと自分が変わらないままでいたら、
世の中に置いて行かれてしまう。
何年・何十年とまったく同じ商品(サービス)を提供していては
いずれは飽きが来て、衰退していく。
世の中の環境に合わせて自分を成長させ続けたり、
こちらから新しい社会を想像しようと変革させ続けたりすることが
何よりも大切なことなのだと思う。
学生時代に、歴史を学ぶ元々の目的は、過去にあったことを学び、
同じ失敗を繰り返さない、今後につなげてよりよい社会を作るところにあるんじゃ
ないでしょうか。。
■安定で仕事は選べない。なぜなら安定は、この世に存在しないから。。。
koko