2017年03月06日
3月・・・・・新しい機会に恵まれるチャンスと可能性が広がる時期。。。。
この時期、異動や新生活を控える方にとって
「これまでお世話になった環境」「これからお世話になる環境」
どちらにも当てはまることが多い、とても興味深く面白い法則。。
上位20%に努力を注ぎ込むべきと説いた「パレートの法則」(「80対20の法則」)
一方で、残りの80%こそが重要であると説く「ロングテールの法則」も、
現代社会では重宝されていて、どちらに舵を取るかは各企業の戦略次第。。
但し「経験則」として、都合良く引用されている印象。
◎2-6-2の法則の興味深い部分で、よくアリに例えて話される。
一般的に働き者の印象が強いアリ🐜
けれど実際には、2割程度のアリはフラフラと遊んでいると言います。
そこでこの怠け者のアリを集団から排除してみると、怠け者不在で全員が働くものかと
思いきや、しばらくすると残ったアリのやはり2割程度がさぼり始めると言われています。
逆に、文字通り働いている上位2割の働きアリだけをかき集めて、
1つのスーパー集団を作ってみます。それこそすごい勢いで仕事を期待するが
やはり時間とともに2-6-2が形成され、一部が怠け者に変身するそうです。
◎身近な例で例えてみると…
■金持ちの球団やクラブチームが、金にモノを言わせてスーパーチームを結成。
でも優勝できない。
■スター選手を引き抜かれたチームから、新たなスター選手が芽を出す。
■真剣に聞いてくれる人2割、適当に聴いている人6割、つまらなそうによそ見してる人2割。
・・・・・当たってるかもしれません。。
どんな立派な組織・集団でも「下位」が存在することを自覚。
安易に「下位」を切り捨てると「上位」が「上位」でいられなくなるリスクも自覚。
その上で「中位」「下位」を有効活用する方法を熟考。
法則の有無に関係なく、会社の許可なく勝手に入社してきたメンバーなどいない。
全員が、少なくとも入社試験なり面接をパスし各々のポテンシャルに期待され、
今現在、ここにいる。
最初から「下位」所属を見込んで採用したメンバーなどいない。
そう、何よりも、「この場所で頑張りたい!」と本人が思える様に
夢を持って愛を持って全員が輝ける✨役割を考え、居場所を創る努力を惜しまない。
それが、上位20%の本当の仕事かも知れない。
実際に、「上位2割」「中位6割」「下位2割」で構成されていた大所帯の営業部を、
「上位のみのチーム」「中位のみのチーム」「下位のみのチーム」に再編成し、
「中位のみのチーム」「下位のみのチーム」から、上位をしのぐトップを記録する
メンバーが複数誕生したという実例もあったり、
一方、多くの部署が存在する組織であれば、各部署の「中位」のみを選抜して
別のプロジェクトを稼働させたり、各部署の「下位」のみで会議を実施してみたりと、
現実的な施策から実行に移す企業も多いと言われています。
色んな角度から、試してみる。
柔軟な思考や施策から新しい事が生まれる可能性もある。
春に訪れるピンチもチャンスもしっかり最善の判断をして動く事を忘れない様に。。。
koko