2012年10月09日
毎回衝撃的な広告を展開することで有名なアパレルメーカー「ベネトン」の新CM。
今回のテーマは「失業問題」。無職の若者から世界経済の回復を目指すアイデアを募集し
「最優秀失業者」を決めるそう。
http://www.youtube.com/watch?v=zKZ3w_Vg4o8
リーマンショックの影響で、若年失業率は2008年=11.7%から
2009年=12.6%へと0.9ポイント悪化した。これに対し、
この間の全体の失業率は5.8%から6.4%へと0.6ポイントの増加にとどまる。
若者の落ち込みは顕著で、2009年以降も失業率の高止まりは続いている。
国の借金が1000兆円を突破し、日経平均株価も右肩下がり。
日本経済は多くのネガティブな問題を抱えているが、
こと“失業率”の低さに関しては先進各国のなかでも安定した水準を維持している。
2011年10月時点の主要国失業率をワースト順に並べると、
「フランス(9.1%)」「アメリカ(8.6%)」「イタリア(8.3%)」
「イギリス(8.3%)」「ロシア(6.1%)」「ドイツ(5.8%)」「日本(4.5%)」
景気が停滞し企業の雇用情勢が悪くなると全年齢層の失業率が上昇するが、
特にその煽りを受けやすいのが若年層だという。
こうしたヨーロッパの状況に比べれば日本はだいぶマシに思える。
だが、2010年に内閣府が行った「引きこもり全国実態調査」によれば、
若年無業者、いわゆる「ニート」の数は約100万人と推計されるというから、
決して楽観視はできない。彼らが仕事探しを始めれば、
100万人規模の「無業者」が「失業者」へと変わり、途端に失業率をはね上げる事になる。
雇用形態ばかりに、スポットが当たってしまう場合が多いが決してそうではないはず。
人は、何にでも原因を作りたがるし、そのせいにするのは得意だ。。。
結果により、原因を追究し問題解決するのは大切な事だが、
原因を先に考え、進んで行かないのは違うんだと思う。
まずは、結果を出す為にみんなが動く。
そうすれば、絶対に変わっていく。
全世界がそうすれば、何かが変わる。
koko