2014年09月25日
本の素晴らしさって、どこにあるんだろう。
ウェブで情報がこんなにあふれている時代に、
それでもまだ1冊の本を手に取る意味って何なのか。
普段、本を読んだりする情報には、フローとストックがある。
「流れる情報」と「蓄積される情報」。
フローは、日々あわただしく流れていくニュースやトレンド。
これだけ世界が激動している日々だからフローをきちんと追っかけていくことは
もちろん大切。でもフローを読んだりしているだけでは、自分がその情報から
何を学べばいいのかということは忘れがちになってしまう。
時には、活字の表現や内容に自分の立っている場所も見失って、
情報洪水の海に溺れてしまいそうになる。
例えば、スタバがアメリカでビール味のコーヒーをテスト発売した!とか
フローな情報記事を見ると・・・。
やっぱり考え付かない事をまずやらないとダメなのかとか。
・・・知らなかった。。
何か自分だけ遅れているのかも。。
変に、気だけ焦ってしまう事って皆さんもありますか??
だから、定番のストックも大切。「蓄積される情報」は、良い書籍や良い映画。
その中にはひとつの大きな世界観があり、全力で伝えてくれる。
本を読む意味はそこにある。本の世界は心の中に静かに定着し、
考えの土台を作っていってくれる。そういう大きな土台は日々流れて行ってしまう
流れるニュースからは決して得られない事もある。
しっかり揺るぎない土台をコツコツ作りこれからの未来に立ち向かっていこう!
koko