2015年07月13日
高齢化と人口の減少が進む日本。
今や経済は停滞どころか衰退傾向にある。
そんな日本社会を救う手段として期待できるのが、”女性の社会進出”
「ウーマノミクス」と言う言葉がある。
【woman】と【economics】を掛け合わせた造語である。
働き手としても消費をする側としても、女性のパワーが経済をけん引することを意味する。
日本の現状はどうか。。。
ILO(国際労働機関)の2008年の調査データでは、
女性の管理職比率の国際平均は30%。アメリカ43%、フランス39%、ドイツ38%に対し
日本はわずか9%にとどまっている。先進国で最も低いだけでなく、
世界全体で見ても日本女性は冷遇傾向にある。
ある大手企業がまとめたデータによると、1万395社の企業のうち、
女性が管理職以上を占める割合がゼロと回答した企業は47.6%。
8割以上の会社が女性管理職の割合が10%未満となっており
現実は、女性の幹部登用が進まない実態となっている。
ただ、働く側にとっては女性幹部が増えることに肯定的な意見が多い。
女性の管理職が増えていくことについて20~50代のビジネスパーソンに
聞いたところ9割近くが「良いことだと思う」(87.9%)と答えたという。
■古い職場慣習からの脱却
■活躍する女性が増えることで経済活性化につながる
■国際社会における日本の評価向上
■女性の活躍が評価されることで、女性の出世意欲が高まる
その為には、以下の事が必要となってくる。
■女性自身のキャリアアップ、スキルアップ
■女性自身のモチベーション
■が仕事を頑張ることに対する夫の理解と協力
■産後の女性が働きやすい職場の制度
そして、女性が社会へ進出できない原因は女性にもある。
”制度”や”しくみ”だけを考えるのでなく、まず女性も自らもっと積極的に行動すること。
実際に働くのは私たち女性。当事者である私たち女性自身がもっと積極性をもって
社会貢献していく。自ら行動を見せることによって、登用を促す。
チャンスが来た時に、きちんとした能力を発揮することが出来れば、
女性の就職率・管理職率もあがり、日本経済が上向くという事になる。
仕事をずっとしてきたい女性が益々増えて行く。健康で、働ける場所をたくさん確保し
実現させる事がヒューマン・キャピタル・マネージメントの使命でもある。
koko