2021年05月16日

今の世の中・・・
中々、夢が見えない、先が見えない状況。
なので、少し夢のある話を。。。

“世界初のインスタントラーメン”
誰もが知ってる、食べたことのあるチキン🐣ラーメン。
お湯をかけるだけで食べられる魔法のラーメン🍜

▪︎チキンラーメンが成功した理由について、「時代が私に味方していた」と
語っていらっしゃいます。（1958年／当時が高度経済成長の真っ只中）
▪︎新しい欧米型流通システム（加工食品を大量販売するルートが確立）
▪︎テレビの登場（コマーシャルという新しい宣伝手法）
→ユニークかつ印象的なCM施策を展開
▪︎高度経済成長期→家電・自動車・食品などなど、様々な商品が生み出され、
それらは人々の暮らしを豊かにし多くの企業が成長した。
皆、日常生活を謳歌するのに忙しく、食事にも簡便性を求めるようになり
ある企業が「インスタントコーヒー」を発売。「インスタント」が流行語になる。

けれど現在・・・低成長にあえぎ、少子高齢化は加速し日本社会全体が停滞感中。。
高度経済成長期のビジネスを振り返ると「今とは違う」「当時のことを学んでも参考にならない」「当時の経営者は経済環境に恵まれていただけ」と、考える人が少なくありません。
ただビジネスに取り組むに当たっての精神性やスタンスに関しては、かつての経営者から
学ぶべき点も多く指針になっている事もたくさんあります。

大衆の声こそ神の声である。
──安藤百福

その商品には消費者が支払った対価以上の価値があるか。売れるかどうかはそこで決まる。
消費者の一食一食は生活の中でのかけがえのない一食である。一日何百万食も作るのだから、
中には二、三食悪いものがあっても仕方がないという言い訳は絶対に許されない。

絶対に忘れてはいけないこと・・・
ビジネスを営む上で、たくさんの方に支持される想いを大切にすること、感謝の気持ちを
忘れないこと

本質的なビジネスの要諦（物事の最も大切なところ、肝心かなめの点）は時代を超えても
変わらない事を、忘れない様に胸に刻みたいと思います。

koko