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~ 伝説の企業 ~

2012年12月25日


「等身大のリクルートとは、どのような企業なのか?」
「リクルートの強さの秘密とは?」
「トップ営業マンになる秘訣とは?」

Q.リクルートというと、「社員がめちゃくちゃ働く」というイメージ・・・・
A.今は、そんなことはないが、以前は終電でなんとか帰ろうとする。
乗れなければ、そのまま飲みに行く。で、朝は普通の満員電車。
結果を出さなくてはというプレッシャーもありましけど、楽しかった。
だから、あまり疲れませんでした。取り立てて、仕事を強制された感じは
なかったです。夕方公園でまだ帰りたくない。遊び足りない。とって
言っている子供と同じですよね。

Q.「転職市場における価値が高まる企業1位」そしてなぜ、離職率が異常に高いのか?
A.転職市場で価値が高いのはなぜか? 簡単な話で、入社以来それが社員の目標。
「他社に行っても通用する人間になる」「独立して、いっちょまえに稼げる」
会社の名前がなくても、自分の力で世の中を渡っていける人間になることが
一人前とされる。その証明が、転職であり、独立。社員は、自分の成長のために働く。
会社は、やりたいことはなんでもやらせる。
入社したその日から、転職や独立を目指している、同期1000人で
会社にまだ残っているのは50人ほどですから、離職率は95%以上です。

基本的には、もっと大きなものを目指して仕事をしていたので、
個人主義に陥ることは少なかった。

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甲子園に行きたい高校球児がいたとします。確かに競争激しいけど、
目の前の競争に勝つだけでは、成果得られない。仲間との連係プレーもあるし、
みんなで競合相手を偵察に行ったり、社内のライバルに目が行くより、
もっと大きな敵が社外にいたり、もっと成し遂げたいことがあったり
そっちのほうに集中してるから、ライバルというより一緒に戦う仲間という
意識のほうが強くなる。

Q.強さの秘訣はありますか?
A.なんでも楽しんでしまうポジティブさと、「どうしたらやれるのか?」に集中するところ。
なんとかする力は相当あると思う。

Q.リクルートは13年度中にも上場する見通しですが、どのようにご覧になられていますか?
A.「リクルートがやっと上場できるようになった」と言っています。
しかし、リクルートは上場できるタイミングはいくらでもあった。
しかし、あえて上場しないことを選んできた。というのも、
リクルート創業者の江副浩正さんは、SONY創業者の盛田昭夫さんから
上場時に失ったものを聞き、上場をしないと決めていました。

上場は、企業にとって、目的ではなく手段ですからね。
上場によって得るものと失うものがある。リクルートという会社は、
現場によるスピーディな意思決定力で成り立っていた会社。
上場は、公のものになることだから、その特性が失われる可能性もある。

会社が生まれて、ある程度成長してくると多かれ少なかれ、同じ悩みや
考えに突き当たる。。。

しっかりと考えて、そして色んな意味で強くなり、とにかく前へ進んで行くことを
決して忘れてはいけない!!

今年もあと少しだが、今年の反省と来年どう進むか肝に命じて、新年を
迎えたいと思った。。。。

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