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~ 日本語 ~

2013年08月28日

移り変わる若者言葉(笑)や、仕事での普段の会話や、メールでの文章等
なんか・・・・ホントに間違っていないのか。。とフッと不安になる時がある。

それは、自分の事はさておき”人”の喋り方や、文章を目にした時に、
???と一瞬思うがそれほど不快でなければつい、流してしまう。 

本当はここで、立ち止まって振り返らなくてはいけない。

さて・・・・・問題です!

(1) 後へも先へも(A 引けぬ B 行けぬ)状況に追い込まれた。


(2)寸暇を(A 惜しんで B 惜しまず)資格試験の勉強に励んだ。


(3)以上のことを、よく念頭に(A 入れて B 置いて)行動してください。


(4)先輩が采配を(A 振るう B 振る)姿、素敵でしたよ。


(5)そこまでの責任は(A 負いかねません B 負いかねます。 )


(6)反論したが、(A 舌先 B 口先)三寸で丸め込まれた。


(7)交流会を通して、絆を(A 強めたい B 深めたい)と思います。


(8)そんな恩(A を B に)着せた言い方をされるとは不愉快だ。

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答えです!

(1) B
「引く」とは手前に近づけること、「先へ引けない」というのはおかしい
。「後には引けない」や「後にも先にも」という表現はある。

(2) A
「寸暇」とは「ほんのわずかの時間」のこと。寸暇を「もったいないと思う」のだから
「惜しんで」になる。「努力を惜しまず」と混同しがち。

(3) B
「念頭」とは「既に頭の中にある状態」と言う意味なので、「入れる」ではなく、
そこに「とどめる」という意味の「置く」を使う。

(4) B
「采配」とは戦場で大将が兵士を指揮するのに使う道具。だから「振る」。
「振るう」は「盛んになる」「勢いづく」という意味がある。

(5) B
「~しかねる」は否定形。「しかねません」では、二重否定になり、肯定の意味。

(6) A
「口先だけの巧みな言葉」の意味なので間違えやすい。「三寸」は約9cm、
「取るに足らないもの」の例え。長さがあるのは口先ではなく舌先

(7) A
「絆」はもともと「動物をつなぎとめる綱」。それが人と人との結びつきの意味に。
つないでいる「もの」なので、「断つ」「強める」は使えるが、「深める」ことはできない。

(8) B
「恩(となるよう)に」という意味を表しているので、「恩を」ではなく、「恩に」となる。

時間つぶしに流行りのゲームでもいいですが、ちょっとした時間に勉強して見るのも
いいかもしれません!そんなにストレスにはならず、常識を手に入れられます!

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