2021年06月06日

日々、色んな場所を訪れる機会が多い。。
オフィス・レストラン・あらゆる移動手段・様々なパブリックスペース・ホテルetc。。
たくさんの人達の行動、言動、立ち居振る舞いに無限に触れることが多い。

その中で、仕事ができる人はきちんと椅子を戻す。と言う話を聞いた。
そもそも仕事が「できる」とはなんでしょうか。

１つは、純粋な能力の高さ。
１人の人が１時間かけて十できることを、ある人は１時間で百できるとする。
その場合にその人は仕事ができると評される。
もう１つは、インパクトの高さ。
個人でなく、事業や組織など他者への働きかけで周りの生産性を高めることを指す。

そして優秀と評価される背景の一つに、アウトプットの基準が他者ベースである。
自分ではなく、他者視点。。

以下のことは、基本中の基本のこと。

業績の悪い企業の人が参加するセミナーでは、セミナーの後椅子が出しっぱなし。
お茶やミネラルウォーター、缶コーヒー等もテーブルの上に置きっぱなし。
ヒドイ受講者は配られた資料すら持ち帰らず、そのまま帰ってしまう。

一方の成長意欲の高い企業、既に業績が安定しているにも関わらず、
さらに学びたい、もっと業績を伸ばしたいと考える人が集まるセミナーでは、
この様な傾向は見られないと。セミナーや講演が終了した後、当然自分の椅子は
きちんともとに戻し、他の方の椅子まで戻したり、余った資料を集めてセミナーの
事務局スタッフへ持ってくる人もいるとの事。

セミナーを受講した後、椅子を戻さずそのまま会場を後にしても何も問題はありません。
お金を支払ってセミナーを受講しているのであれば、自分が飲んだペットボトルのお茶を
テーブルの上に置いて帰って何が悪いんだと思う人もいるかも知れません。
レストランで食事をした後も同じ。食べたら食べっぱなし。椅子も出しっぱなし。
何も問題ありません。そうなのです、何も問題がないのです。

ただ、、、

いい影響をもらえ、新たな良い習慣を自分にもたらしてくれない事は確実です。

新幹線で飲食した後もゴミを持ち帰らず残したまま。
ホテルでのパブリックスペースの間違った使い方等、

「他者視点」とは、自分の行動が他者にどのような影響を与えるかを
客観的に気付くことができる視点の事。 人と人とを繋ぐマナーでもあるとも言えます。

自分の考えを発展させたいと思ったら、周囲の人に目を向け、その人の視点から
意見を述べてみる習慣を持ってみる。

そして人に見られているから・・・と言う事でなく、自分の行動が他の人にどういう影響を
与えているか、自分で気持ちの良い行動かどうかを忘れずにして行ければと思います。

自分自身は・・・・
毎日、色々な企業様や場所に出掛けたくさんの方にお会いし話し、
色々な価値観にも触れる事が出来、自分への振り返るチャンスをたくさん頂けています。
感謝して、丁寧に気持ちの良い行動・言動を意識したいと思います！

koko