2018年11月25日

世界には多くの大企業があり、多くは複数国の国をまたいで事業活動をしている
多国籍企業です。（本拠のある国以外で生産やサービスの設備を所有、２か国以上を拠点）
コカ・コーラ、トヨタ、Microsoft、マクドナルド等・・・・
もちろん、今注目されている日産自動車も多国籍企業のひとつ。。

世界の国々が経済的・社会的に発展して行く為に必要な金融インフラを提供して
事業活動を行っている国に恩恵をもらたすが、それらの国々を支配し、貧困状態に
付け込んで搾取するなど、メリット・デメリットがある。

メリットとして、多方面に先進技術を持ち込み国を援助出来たり、雇用と富を生み、
費用対効果も高く、次の研究開発に投資出来たり、現地企業を救ったり。
そして気にを問わずに、常に一定水準の品質や基準が保証されリスクを限定出来る。
☞マクドナルドは世界中何処に行っても同じマクドナルド。

デメリットは、分かりやすい所では巷にあふれるファストファッション。
お手頃価格で流行りの服が買えるのはやっぱり嬉しい。けれど、その低価格のカラクリは
非人道的な労働条件等の“人権問題”が絡んでいる。環境へのダメージも大きい。

「あなたが世界を見渡せば、どのような国で縫製産業が盛んであるかを理解できるでしょう。
それらの国の多くは法律の規制が弱く、人々は貧しい。どのような悪条件でも喜んで働くのです」

そして巨大企業の業界を独占し、同じ土俵で戦おうとする新しい企業が生まれにくくなる。
その他、複数の国で事業展開をしている為、税逃れ（合法的な節税対策）等。
但し、税を逃れる事で利益を高めてさらに効率的な事業活動も出来る様にする為の策で
企業としては、当たり前の視点。

メリットだけ、デメリットだけの一方が大きくなる事はなかなか難しいが、多国籍企業は
莫大な利益を生み出し、体力も十分のあるのでその分社会に還元出来るし仕組みが
もっともっと周りに分かりやすくなれば・・・

そして、日々の生活の中で皆がもっともっと“感謝“と“気遣い”を示すことが出来れば
１人で私腹肥やす事が少しでも減っていくのではないかと感じます。

koko