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~ 言葉で幸せになる🍀 ~

2018年09月24日


どんなに素敵な人も、完璧な人生を送っている訳ではなく、
生きている限り、不平や不満はつきもの。。。

みなさんは普段どんな言葉を使っていますか?
言葉というより“発言”。
世の中には【プラスの発言】と【マイナスの発言】が存在します。

プラスの発言や発想とは「がんばろう!絶対出来る!ツイてる!」等の
意欲的な考えや、「ごめんなさい、ありがとう」のような相手を思いやる心、
愚痴を言わず、相手を許し、受け入れるという姿勢が感じられます。

何をやっても、誰といても、不満や文句しか言わない人がいます。
相手の悪いところばかりしか見ず、悪口や暴言を吐く人がいます。
そのような人を幸せな人だと思えますか??

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実際に、自分が発する言葉は自分が1番影響を受けます。

有名な話に、水の結晶が変化するという実験がありますね。
水には顕微鏡で見ると分かる結晶が存在します。
キレイな水の結晶は美しく、濁った水の結晶はキレイだとはいえません。
同じ水を2つに分け、一方にはプラスの言葉、もう一方にはマイナスの言葉を
かけ続ける。数日後、プラスの言葉をかけ続けた水には見事な結晶が表れたのに対し、
マイナスの言葉を浴びた水は結晶が崩れて汚かったと言う話。。。

人間の発する言葉にはものすごいエネルギーがあります。
良くも悪くも、そしてそのエネルギーはものすごい力を発揮します。

仏教の開祖であるお釈迦様の話。。。
昔、お釈迦様のことを良く思っていない男がいました。
男はイロイロな人たちに釈迦の悪口を言って回っていたそうです。
もちろんそれは釈迦の耳にも入っていましたが、釈迦は動じることなくいつも笑顔でした。

全く動じない釈迦に腹を立てた男は、ある日釈迦の家の前で釈迦を待ち伏せしたそうです。
しばらくして帰ってきた釈迦に男は、すごい勢いで文句や暴言、罵声を浴びせたそうです。
ですが釈迦は顔色1つ変えず、ただ黙って静かに男の言葉を聴いていました。

ことなくしてだんだん疲れてきてしまった男が、「どうしてお前は何も言わないんだ!?」と
怒鳴りつけました。すると釈迦は静かにこんな質問を投げかけたといいます。

「もし、あなたが私に贈り物を持ってきたとして、私がその贈り物を全く受け取らなかったら、
その贈り物は誰の物ですか?」と。
男は「そんなの決まっているじゃないか、それは俺のものだ!」

釈迦は微笑んで去っていったといいます。
男はハッとしました。
たった今釈迦に吐き続けた悪い言葉は全て自分に返ってきたのです。

意味がわかりましたか??
悪い言葉を素直に受け入れる人なんていません。
自分が相手を否定しようと発する言葉は、全て自分の元に戻ってくるのです。

何より、周りの人に発する言葉には気をつけましょう。
もちろん愚痴の1つや2つ、言いたくなる日もあります。
でもそんなときこそ発想を転換し、相手を許すことも大切。
人を変えようとする前に自分が変わるべきなのです。

言葉1つ、気をつけるだけですが、それだけで表情から考え方、
行動や周りの人までが変わってくるはずです。。
プラスの言葉をたくさん発して、自分の周りもどんどん幸せにして行きましょう!

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