2018年10月09日
例えば、何かを買おうと悩んでいる時に・・・・
「10万人の人が愛用している商品!!」と書かれていると、どう思いますか?
「すごい。10万人もの人が使っている商品なら、買ってみようかな。。」と
ふと、思いませんか・・・。
しかし、10万人と言っても、日本全国民から見ればどうか。。
日本国民が1億人とすれば、10万人はたったの0.1パーセント。
「たったこれだけ・・・」と思います。
同じ数字でも「10万人」と「0.1パーセント」では、雲泥の差。
「0.1パーセント」のような【力】ない数字より「10万人」という表現を使います。
ちょっと数字の見せ方を工夫するだけで、お得感が漂う数字へと変化。
お得感の漂う数字に引っかかり「買うなら今」「買わなければ損」と思わせるような
仕組みができています。
さて、買い物行くと下記のような表示を目にしませんか。
「1,000円 → 800円」
「12,000円 → 9,000円」
安くなっている」という印象です。
「こんなに安くなっている! 今買わないと絶対に損!」
そう思い、後先を考えず、無駄な購入をしてしまう事もありますよね。
お店側は、初めからその安い価格で売ることができたのですが、
売り上げを伸ばすため「比較手法」を使っている場合があります。
平凡な消費者は、まず「値段→必要性」の順で考えます。
「必要だから買おう」という気持ちより「安いなら買おう」という気持ちです。
商品購入に対して、中途半端な気持ちで、値段が第一。
多少なりとも欲しい気持ちがあっても、値段を優先して考えます。
一言で言えば「本当に欲しいと思っていない」ということ。
必須ではないので、別になくても苦労しません。
賢い消費者は、どう考えるのでしょうか。
「必要性→値段」の順で考えます。
自分に取って本当に必要な物なので、商品を見たとき値札より
「必要かどうか」を先に考える。
必要なら、値段にかかわらず購入します。
買うと決めてから「念のため、値段も見る」という程度です。
本当に必要な物は、値段はあまり気にしなくなります。
そういうものだけを買えばいい。
本当に必要な物は「必要性→値段」の順で考えれば本当にムダがありません。
お買い物をする時は、本当に必要か?欲しいか?と問えば答えが出てきます!
迷った時は辞めましょう。。。
koko